● 倉敷の家Y(K-House-3)  薪ストーブのある家
Oneself style


自分スタイルを楽しむ


おおらかなおうち
DATA
・建築場所   岡山県倉敷市真備町
・家族構成   大人2人+子供2人
・構造      木造2階建て
・1階床面積  114.51u
・2階床面積   62.35u
・延べ床面積  190.11u
          (57.51坪)
・ベランダ     13.25u
・敷地面積   580.12u
・竣工      2010年11月

STORY
以前建てさせていただいたお客さまからのご紹介でした。

自分のライフスタイルをしっかりと持っていたK様との打ち合わせは、

勉強させられる部分もあり、とても楽しいものでした。
こだわりを詰め込んだ設計期間は、約1年。
待ちに待った工事スタートとなりました。

エコなライフスタイルを求めていたK様家族には、譲れないものがありました。
ひとつ目は、太陽光発電システム。
長い目で見て、このシステムは非常に有効なものです。
ふたつ目は、薪ストーブ。
薪ストーブに魅せられたご主人のこだわりアイテムです。
三つ目は、光のあふれる吹き抜け。
自然の恵みの光と風をぜいたくに取り入れるシステムです。

1階に、家族の笑い声の響く多目的なLDKと小上がりの和室。
2階には、吹き抜けをはさんで和室スペースと書斎に2室の子供室。
どこにいても家族の気配が感じられる温かいおうちに出来上がりました。

高梁川沿いにある倉敷市真備町。
その土手から垣間見える薪ストーブの煙突。
まわりには、ご両親の田畑があり、子供たちには食べることの大事さを、
教えることのできる絶好の環境となっている。




着工したころに
桜の木の下でみつけたつくし。
元気に成長するさまが、たくましい。






竣工したころに
おうちの前でみつけたコスモス。
丈夫に成長していくさまが、うれしい。


Exterior



南側より

淡くやさしいホワイトの塗り壁の外壁とアクセントの板張りの壁が、
訪れる人々を和やかにしてくれる。




南側外壁

長い庇のある玄関前は、やさしい板張り。
壁の仕上げもやさしく。









東側

家をのびやかに見せるために玄関前は片流れの平屋とした。






玄関ポーチ

ランダムに貼り分けた松材の玄関ドア。
玄関内を広く見せるために両サイドにスリットガラスを組み込んだ。





格子

玄関ポーチ横の目隠しの格子。
隣家からの目線を避けるため、格子の角度を45度傾けた。





北東側

シャープな片流れの屋根にするため軒をない形とした。
東側なのでこちらは、寝室としている。




東側

3つ並べたガラスブロックからの光がきれいに室内におちる。




北側

光と風を取り入れるための開口部が並ぶ。
各設備もこのスペースに並べている。
Interior





リビングダイニング

セパレートのキッチンとクリの大黒柱が包み込むリビング。
天井と壁に塗った珪藻土の空気感がやさしい。
床は少し落ち着いた雰囲気になるようにトーンを落とした。





キッチンスペースをみる

シンクとIHヒーターとに分かれたキッチン。
セパレートなので夫婦で料理しても動線がいい。





食器洗乾燥機

ARIAFINA・・・いれちゃいました。
スリットのライトがかっこいい。





キッチン前

ベネツィアンガラスのモザイクタイル。
美しさと輝きがうらやましい。





ダイニングスペース

キッチン続きのダイニングテーブル。
スリットの階段なので、広がりが感じられる。





階段下スペース

リズム感のイイ縦格子で階段スペースをゆるやかに区切る。
階段下は子供たちの遊び場となっている





土間スペースをみる

シンボルの薪ストーブが座っている。
キリリと引き締まったダークカラーのスペース。
ここで火を付ける作業は格別です。





薪ストーブ

バーモントキャスティングス社の薪ストーブのアンコールというモデル。
ストーブクッキングもおてのもの。





薪ストーブ裏

蓄熱効果のある壁は、いぶしの耐火煉瓦を。





玄関ホール 1

玄関を入ると正面に桜の木が見えるように設計している。
カウンターには、お気に入りの雑貨を添えて。





玄関ホール 2

玄関内を高く見えるようにタテの木製格子を埋め込みました。
その壁の一部を埋め込みのニッチにしています。





1階トイレ

手洗器を別にするために、少し広めのトイレとした。
殺伐としたトイレを安らぎのスペースに。





トイレ内手洗器

小さくても使い勝手バツグン。
半円のかわいらしいデザイン。





洗面室

手洗器を2台並べてもゆったりできる広々とした洗面室。
奥は座って化粧できるように。





手洗器

イタリアのスカラベオ社の手洗器。
流れるような曲線が美しい。



和室

西側の強い日差しを遮るために地窓を設けている。
畳は、縁なしの琉球畳。



和室の天井

少しダークなよしず天井が合う。
低めの天井が、落ち着く。





2階ホール

どこにいても、明るくなるように解放感たっぷりにした2階ホール。
手すりもポリカーボネート板にして、解放感を損なわないようにした。
南側の大きなFIX窓の効果は絶大です。





畳スペースから書斎をみる

子供室の壁には開口部を設けて、
子供の雰囲気がいつでもわかるようにしている。





書斎スペース

一番静かな場所に落ち着いた書斎。
可動棚による収納は、お好み次第で。




畳スペースから吹き抜けを見る

掃除用にグレーチングのキャットウォークを敷いている。
薪ストーブの煙突からの輻射熱の温かさがうれしい。



畳スペース

Lの字に設けたカウンター。
ここに座って眺める景色は、最高。





吹き抜け

大断面の梁がささえる。
かなりの迫力で、この家の丈夫さ物語ってくれる。










ベランダ内

約6帖の広々としたベランダ。
木製の天井で柔らかさを演出している。




ナチュラルな演出のため照明器具もシンプルなものを。


Texture




外壁 1

優しくてきれいな仕上げに。
丁寧な仕上げは美しい。





ガラスブロック

淡い赤みのガラスブロックアクセントにいれた。
ここからやさしい朝日が差し込む。






玄関タイル

マットなブラックが気持を引き締める

少しブルーが入っているのでダークになりすぎない。






玄関ドア

松を柾目と杢目の両方を織り交ぜている。
しかも貼り方もランダムで苦心作です。






内部床

固いクリなので、傷がつかなくて丈夫です。
ダークな自然塗料で仕上げている。






内部床(畳)

縁なしの琉球畳で空間をすっきり見せている。
新品の畳の匂いは気持がいい。






大黒柱

珍しいクリのナグリ仕上げの大黒柱。
材木の展示会の時の一目ぼれの逸品です。






蓄熱壁

黒いいぶしの焼煉瓦です。
アンティークの物で希少価値大。


2010年11月、自分スタイルを楽しむおおらかなおうち


『ご主人と奥様のこだわりぬいたこだわり』
すべてにおいて吟味して吟味して選んだものたちに宿るこだわり。
自分スタイルを求める姿勢は、まさにいえづくりを楽しむことでした。


土地は、お父様から譲り受けた大切な大切なもの。
その土地を有意義に活用できました。
おおらかなお父様に感謝感謝です。


ご主人様の夢、薪ストーブでの生活、
譲ることのできないこだわりを楽しむことが、
このおうちでは 当たり前のよう。
おかげで象徴的な煙突と薪が、
このおうちの当たり前のスタイルとなっています。


このおうちには、楽しむアイテムがあります。

人生・生活・自分

誰もが思う当たり前のことが、自然にできるのです。
何事も楽しく。



『粋なおおらかさ』は、すべてのことを楽しむことで

つかみ取るものなのかもしれない

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